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2023年は「癸(みずのと)卯(う)」年

投稿日: 2022年1月21日 作成者:   カテゴリー: 年賀状

年賀状を作成する際に押さえておきたい干支と十干。気になる来年2023年は「癸(みずのと)卯(う)」の年ですので、そこを掘り下げてご紹介いたします。よかったら年賀状作成の参考にされてください。

「癸(みずのと)卯(う)」年

寅年が始まったばかりではありますが、2023年は「癸(みずのと)卯(うさぎ)」年です。
卯年(うさぎ年)は毎年変わる十二支の一つで、十二支の中で4番目に数えられます。

十二

子(ね)丑(うし)寅(とら)
卯(う)辰(たつ)巳(み)
午(うま)未(ひつじ)申(さる)
酉(とり)戌(いぬ)亥(い)

あまり聞き覚えのない癸(みずのと)は、十干の最後の要素で陰陽五行説はで水の陰とも言われます。

十干

甲(きのえ)乙(きのと)
丙(ひのえ)丁(ひのと)
戊(つちのえ)己(つちのと)
庚(かのえ)辛(かのと)
壬(みずのえ)癸(みずのと)

十二子と十干を組み合わせたものが60通りあり、これが一巡すると還暦となります。

 

卯年とはどんな年

株式相場には、【辰巳天井、午尻下がり、未辛抱、申酉騒ぐ、戌は笑い、亥固まる、子は繁栄、丑はつまずき、寅千里を走り、卯は跳ねる。】という格言があります。兎には跳ねる特徴があるため、景気が上向きに跳ねる、回復すると言われており、株式市場にとっては縁起の良い年として知られているようです。

近年の卯年で起こった出来事

1963大阪に日本初の横断歩道橋完成。三井三池三川炭鉱炭塵爆発事故。初の原子力発電成功。
1975山陽新幹線・岡山駅 – 博多駅間開業。第二次ベビーブーム。東映京都撮影所内に東映太秦映画村が開村。
1987地価の異常高騰。財テクブーム。利根川進博士、ノーベル医学・生理学賞受賞。銀座で1坪1億円を突破。
1999東海村核燃料加工会社で国内初の臨界事故。住友・さくら銀合併、第一勧銀など3行統合と金融再編大展開。しまなみ海道(本州四国連絡道路 尾道・今治ルート)も開通。欧州に新通貨ユーロ誕生。
2011東日本大震災、原発事故で甚大被害、なでしこジャパン、サッカーW杯優勝。歴史的円高、一時1ドル=75円32銭。

卯年の意味

卯(うさぎ)は穏やかで温厚な性質であることから、「家内安全」。また、その跳躍する姿から「飛躍」、「向上」を象徴するものとして親しまれてきました。
他にも「植物の成長」という意味もあり、新しいことに挑戦するのに最適な年と言われています。

年賀状の添え書きに使える 卯(兎)が入った四字熟語

鳶目兎耳(えんもくとじ)
情報が錯綜しているこの時代、情弱だと生きていけません。
鳶目兎耳となり令和を有利に生きていきたいですね。
※鳶の目は遠くのことまで目ざとく見つけ、兎の耳はささいな音も聞きもらさないという意で、そんな耳と目を持った情報収集能力の高い人のこと。

烏飛兎走(うひとそう)
今年も烏飛兎走な1年になりそうですね。
毎日を計画的に目標達成していきましょう。
※意味:月日が慌ただしく過ぎていくこと。中国古代の言い伝えに太陽には烏が住み、月には兎が住んでいるとされていたので、太陽と月の動きを烏が飛び兎が走るさまに例えた言葉。

飛兎竜文(ひとりゅうぶん)
先日お会いした〇〇くん、一目見て飛兎竜文だと感じましたよ。今年の成長も楽しみですね。
※意味:人一倍才能のある子どものたとえ。「飛兎」「竜文」はともに、よく走る非常にすぐれた馬、駿馬の名前。それが転じて、俊童と言われています。

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